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2005 年11 月15 日

おきなわに思う (長文注意)

cycling timeで ツールド沖縄のリザルトをみると市民レース大120kmと80kmのレースで大量のDNFが出ていました。
(本日 DNF,DNSについては オフィシャル同様 未掲載として修正されています)
例年と違い スタート順が変更となったために 市民200kmの通過を待ってからのスタートとなり、スタートが遅れ タイムアウトが厳しくなってしまったためのようです。

オフィシャルな掲示板に いくつかの問い合わせが書き込まれています。
私もタイムアウトになったことがあるので 気持ちは わかりますが、天候が雨でスタート順が変更になった理由が理解できなくて 主催者に問い合わせするような参加者は 正直 沖縄のレースに参加すべきではないと思います。

市民200kmリザルトには 元五輪代表など 国際にはやむなく出場出来なかった そうそうたる方々の名前が列挙されています。
2003年 骨折治療後の 私の 市民120kmのレースでは 普久川ダムの登坂序盤で 市民80kmの最後尾あたりに追いつき 終盤で 市民200kmの先頭集団に追いつかれました。
それ以前の参加では 市民200kmの先頭集団が市民120kmの後方集団を抜く地点となるのは ちょうど 普久川の下りあたりからだったと思います。
登坂を終えて疲労した 80km,120kmのグルペッドな集団を 200kmの先頭集団が雨のあの下り坂を抜いていく事を想像すると 市民200kmの通過を待って スタートさせるのは 当然至極なことではないでしょうか?

また 沖縄のコースは どう見ても その地域の主要道路ですし 封鎖解除は速やかに行なわれるべきだと思います。

前述のオフィシャルな掲示板には
「主催者が完走を目指すだけの参加者を減らそうとされている」、
「スタート順変更に関する 説明やアナウンスがない」
「実行委員長のコメントをいただきたい」
「大会関係者の方には今後の大会運営にはベストを尽くしていただきたい」
などと 大変 残念なコメントがいくつか見受けられます。
ようは 自分が完走できなかったのは スタート順が遅れたせいであることを最大要因として、事前のアナウンスなしにタイムアウト条件を厳しくしたりしないでくれと言っているのではないか?と…。
それから 明らかに自分が力量不足だと自覚した方々なら こんなコメントは書き込まないだろうと思います。
それぞれに まだ力を残していた参加者が 今年は タイムアウト厳しくない?いつもこのペースだったら通過できたよ?といった思いがあるからの書込ではないかと。

また 日本の市民レースはこうあるべきだといった理想論をすぐには沖縄に適用できなだろうし、100km超の市民レースは日本では沖縄以外にないと思います。

こういうことは 大変見苦しい。完走できなくて楽しくなかった? 次からは参加者が減る?もう参加しません?
そのような 参加者が減るのは 私としては 大いに結構です。沖縄については 私は 不必要にレベルは下げなくても良いし、その都度 臨機応変にしていただいて構いません。
私は レースである以上は与えられた条件下でベストを尽くします。

やはり 今年の私の状態では 沖縄は厳しいとの判断で 参加を取りやめたのは 正しかったのだと思います。
いつまでたっても着には絡めない参加者だけど、1年間 ちゃんと練習をして 来年こそは 沖縄のスタートラインにたち、出来るだけ上位でゴールラインを超えたい。

投稿者:muro
at 12 :27 | 自転車 | コメント(4 ) | トラックバック(0 )

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